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執筆者の写真HARUNA

ナス復活のお手伝い

こんにちは、プチファーマーズのHARUNAです。


全体的に元気のないナスたち・・・どうした!!!


「全然育ったないし、実らないんです!!」と金子さん。

2つ原因が考えられて、ひとつがモグラの害。もう一つが、水不足です。


モグラのエサはミミズ。ミミズは根の近くにいて、有機物を分解したりして土をふかふかにして植物が根をはるのを助けてくれたりしているのですが、そのミミズを狙ってモグラが来て、根を滅ぼしてしまうのです。

上から眺めてもわかりませんが、根の近くの土を少し掘ってみると、そこには縦横無尽にモグラの穴が・・・しかも何度も通っているので、壁面がしっかり固まってツルツルになっています。


先週の日曜日にプチファーマーズにご参加くださったMさんが、このモグラの穴埋めを対応くださったそうです。


さらに、このペットボトル風車はモグラ忌避用。

風でまわるときの振動が地面に伝わって、モグラが警戒して近づかないようになるそうです。


念には念を入れて、随所にモグラの嫌う音波を発する装置も設置。

これで、ナスの生育を阻害するひとつの原因、モグラの対策はバッチリです。


本日私が手伝ったのは、ナスの生育を復活させるためのもう一つの対策、水不足を防ぐための対策です。

7月頭に2か月分の雨がどかっとふる大雨が降り、以降雨の無い日が2週間程続きました。

ナスはもともとインドの原産なので、気温・湿度ともに高い地域を好みます。

この日照り続きで、ナスにとっては水分が足りなかったようです。


そこでとる対策が、潅水チューブ(ところどころに穴の開いたビニール製の水やり用チューブ)を通し、地面をマルチで覆うこと。

今までは自然の雨だけで育てていましたが、それでは足りなかったので、水やりの仕組みを作るのが潅水チューブ。

潅水チューブでまいた水が蒸散しないように食い止めるのがマルチです。

通常、マルチは雑草をおさえるために、畝にかけて使用しますが、今回は蒸散対策の意味合いが強いので、畝と畝の間にもマルチを張ります。

「まさか農家として、土のみえない畑を作るようになるとは思っていませんでしたが、この異常気象ではこの対策をやらざるをえませんね」と金子さん。

周りの農家さんも同じく、今年はナスの生育不良で悩まれているようで、この全面マルチ張り法は、ナスのうまく育っている農家さんからきいた秘伝の方法なのだそうです。

先日のような大雨が降った際にも有効だそうで、マルチの上を水が滑るので、畑の端の方に水を持って行ってくれるそうです。


暑すぎて写真をだいぶ撮り忘れているのですが、こちらがBefore&Afterのわかりやすい写真です。

左側が通路にもマルチを張った状態、右側がまだマルチを張っていない状態です。


畝に並行して潅水チューブも張ってあるので、この潅水チューブに、湧水スポットから汲んできた水を流します。


ナスちゃん、復活を祈ってますよ!!!



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