埼玉で始める農ある暮らし講座第1回【開催レポート】
- HARUNA
- 5 日前
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更新日:2 日前
こんにちは、PETIT FARMERS(プチファーマーズ)のHARUNAです。
今年は縁あって、移住や地域活性関連の情報発信WEB運営や&雑誌を刊行されているTURNSさんの企画「埼玉で始める 農ある暮らし」の現地コーディネーターとして関わらせていただいてます。
全4回の現地講座を通じて、
埼玉で「農ある暮らし」を実践する方々にお会いしたり、
実際に農作業をしたり、食体験をしたりしながら、
自分はどんな農ある暮らしができるかな?を考える、という企画です。
詳細は、TURNSさんのWEBサイトにて↓

2025年9月6日(土)に、記念すべき第1回目が開催されました!
その記録レポートです。
埼玉で始める農ある暮らし講座第1回【開催レポート】
農ある暮らし講座第1回の注力ポイントは3つ。
①全4回の現地講座を共にする、農ある暮らしの探求めばー同士で交流を深めよう!
②農家民宿楽屋/LOVE LIFE FARM 金子さんの「農ある暮らし」について体験しよう!
③自分らしい農ある暮らしについて、自分の探求ポイントを考えてみよう!
金子さんの暮らしを知り、体験するのはもちろんのこと、参加者同士の交流を深められる時間となりました。
参加者同士、自己紹介をして、まずは楽屋周辺散歩からスタート。

金子さん自作の楽屋周辺MAPを持って、金子さんの農ある暮らし「無理のない自給」の世界をのぞき見します。

まずは楽屋の裏にある里山散歩。
里山は、人の手の入ることが前提の山。
人の手が入らなくなった瞬間に荒れ始めます。
昔は人々の生活の燃料として木がなくてはならないものだったので、
ある程度の太さになる前に(のこぎりで切れる程度の太さのタイミングで)、
木は切られて、燃料として使われていました。
そのため、結構木が切られて、切り開かれていたので、動物たちも人里に下りてくることはなかった。
今は手入れがされていない里山が多いため、動物たちも人里の方に簡単に下りてきてしまいます。

木には、鹿が角をといだ跡が見られました。

蜂の巣箱も置いてあります。
まだ蜂が住み着いてくれてないですが、うまくいけば、はちみつがとれるかも!

草刈り部隊として飼い始めたヤギちゃん2頭。

チキントラック。毎日ちょっとずつ動かす、車輪のついた鶏小屋です。
チキントラックの通った道は、鶏が草刈りをしてくれるのと、糞を落としてくれるので、栄養満点!

パートナーのゆかちゃんのソーラーフードドライヤーハウス。

こちらのソーラーフードドライヤーが中に並んでいます。
これは太陽の力だけで、庫内が夏は80℃くらいまであがり、ドライフードができちゃうという、保存食づくりに欠かせない道具。
ゆかちゃんは、このソーラーフードドライヤーのWSなどを行っています。

金子さんたちの自給菜園は、菌ちゃん農法の畑です。ここで里山の資源も活用しています。

他、地域のうどん屋さんからもらう出汁殻の鰹節や、豆腐屋さんのおからを乾かし、発酵させて肥料をつくる場所など、資源を循環させる仕組みがたくさんありました。
さて、金子さんの農ある暮らし「無理のない自給」の世界をみせていただいたあとは、ワークアウト!
農ある暮らしで一番最初に通る道は、確実に草取りのはず。
といういことで、草取り自己紹介です。
自己紹介をしながら、草取りを実施しました!
この草取り場所は、ドッグランならぬ、ヤギランになる予定の場所ですが、すでにランコースに沿って金網が設置してあるため、刈り払い機という草取り機械は使えません💦
そのため手作業で草取りする必要があり、みんなでやりましょう~というわけです。
劇的Before

After

10人で力を合わせると、1時間もせずに、草にのまれていたフィールドが見事にキレイになりました!
そして、参加者全員の自己紹介もおえました。
みなさん、農ある暮らしにの探求に積極的で、素敵なメンバーが集まりました✨
刈り取った草は、やぎたちにプレゼント。たくさん食べるんだよ~!

我々もおなかがすいたので、お昼ごはんタイム!
お昼ごはんは、ときがわ町の有機野菜を使ってお弁当づくりやキッチンカー、おみやげ開発などを行っているLagom cafeさんに作っていただきました。
このお弁当に使われている、ナスの和え物、ミートボールとひじきのサラダに入っている大豆、じゃがいものハーブグリルのハーブなどは、金子さんのお野菜です。

みんな揃って、いただきます!
お昼のときにお出しいただいたレモングラスティーも、金子さんの畑から直送です。

午後は、金子さんの講義からスタート。
・楽屋散歩の仮説「自給/循環実践モデル」
・金子さんが「無理の無い自給」をはじめるまでのストーリー
・食べるものの自給から始まった農ある暮らしから始まり、現在は農業に従事する人となって、農の捉え方はどう変化したか
という金子さんの人生や経験を交えた話から始まり、金子さんの考える「作物を作る」という意味での「農ある暮らし」をどう始めるかをお話しいただきました。

①いちご狩りに行くなどの観光型
②家で何かを作るプランター型
③援農を中心とした農家通い型
④自分で畑を持つ自給菜園型
という4つの分類に分け、参加者が野菜を作るとしたら「どういう形で実践したいか」を考えるきっかけを作っていただきました。
参加者のみなさんは、④自分で畑を持つ自給菜園型を最終的には目指したいという方が多かったです。
最後に、金子さんたちが作った食材を使ったおやつ作りをしました。
農林61号という小麦粉を使ったベーグルと、うこっけいの卵を使ったカスタードクリームです。
うこっけいの卵は小さい!

牛乳と砂糖と小麦粉を合わせて、もったりするまで火を加えます。

ベーグル班はしっかり計量して、

形成して、

茹でて、200℃のオーブンへ。

焼き色がついたら完成!

ベーグルのカスタード添え(というより、カスタードの海を泳ぐベーグル笑)

話が盛り上がって、最後急ぎ足になっちゃいましたが、おやつタイム&感想シェアをして、終了しました。

金子さん、1日お世話になりました!!

以上、埼玉で始める農ある暮らし講座第1回【開催レポート】でした。
次回は、10月26日(日)、小川町にて開催予定です。
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