本日は、「ポット上げ」という畑仕事のお手伝いでした。
約1か月前に撒いた野菜の種たちが一斉に芽を出しています。
このセルトレーと呼ばれるトレーだと、ちょっと窮屈になってきたので、ポットに植え替えをするのが「ポット上げ」です。
このポットに土を入れまして、
こんな感じで、植え替えていきます。
ちなみに、種をまいてから1ヶ月したら、自動的に芽が出ると思ったら大間違い。
はい、こちらご覧ください。
劇的ビフォーアフターのような画像ですが、どちらも同じタイミングで種を撒いています。
手前のよく発芽しているのが白菜、奥のパラパラとしか発芽していないのがレタスです。
レタスは高原レタスが有名なように、涼しいところで良く育ちます(元々冬野菜ですしね)。
そのため、ここ数日急に温かくなったのもあり、「あれ、これはまだ発芽タイミングではないぞ?!」と思ったのか、芽が出なかったそうです。
そのため、レタスは涼しいほうのハウスに移し、ようすみ中です。
さて、ポット上げに使う土は、馬糞堆肥などを入れた栄養満点の土です。
最初発芽するまでは、栄養の無い土を使いますが、発芽した後は栄養満点の土を使うのだそうです。
発芽するまでは、種のエネルギーを使います。
種・・・小さいですよね。
小さな種が持っているエネルギーは限られているので、そのエネルギーをすべて発芽につぎ込みます。
もし栄養のある土だと、栄養がある=それに寄ってくる菌もいる=菌と闘うエネルギーも必要になってくるため、そんなことに貴重な種のエネルギーを使っていられない!ということで、栄養の無い土を使うのだそうです。
発芽のあとは、光合成ができるのでエネルギーを作り出せる=菌と闘うエネルギーもあるので、栄養のある土を使って大丈夫なのだそうです。
奥が深いです!
ポット上げ、無事完了しましたー!
本日もおつかれさまでした!
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